株式会社阿部伊組地域おこし協力隊 転職

【営業経験者求む】新規事業! 稀少海藻まつもの6次化とPR!

海藻マーケットへのチャレンジ!

「まつも」とは?

「まつも」は、上品な磯の香りと松の葉のような形をしているのが特徴で本来、岩礁に生育する海藻です。1年で約2~30センチほどの大きさまで育ちます。栄養価も豊富で、抗がん作用であるβカロテンが海苔の約10倍。ビタミンEやフコイダンが含まれており美容や健康にも良い海藻です。代表的なお料理には「まつものお吸い物」や「まつも酢」などがあり、料亭で扱われることが多く高級食材として地域内では知られています。

しかし、全国どこでも採れるわけではなく、北海道~東北地方で冬の短い間だけしか採取することができません。また、ワカメやひじきのように大量に採取できず加工の手間もかかります。さらに、生息域の変化や漁師の担い手不足による収穫高の減少により現在は希少な海藻。なかなか市場に出回らなくなってしまいました。

「まつも」を食べる文化を消滅させたくない。「まつも」をもっと多くの人に知ってもらいたい。

そこで考えたのが「まつも」の陸上養殖でした。天候に左右されることなく、年間を通じて安定的に収穫が可能で作り手への負担も軽減できます。目指すは、100年先も海藻文化を絶やさず持続可能な生産と消費の実現。そして、水産資源の保全を図るサスティナブルな取り組みを進めていきたいと思っています。

まつもの可能性

海藻と聞くとワカメやひじきを思い出す方が多いと思いますが、実は食品の粘り気を出す為やビールなどの発酵に使われており、実は、私たちは目に見えないところで毎日のように海藻を食べているのです。そして日本は、元々海藻を食べる文化があり、世界でも1番の消費量を誇っています。ですが近年、日本人の海藻の消費量は減少傾向に。。。

一方で、海外では海藻の栄養価だけでなく、エシカルやサスティナブルという潮流もあり、特にヨーロッパで人気が高まり、海藻が注目されています。食文化として「まつも」が普及することは、世界の海藻マーケットを広げることに繋がる。日本だけでなく世界の海藻マーケットへの可能性を強く感じています。

国内外へのPR

2019年11月まつもの陸上養殖を開始し、翌年4月には500gの収穫に成功しました。同時に海藻に特化したサステナブルブランド「SEASONS」を立上げ、「まつも」と那須の小さな牧場で作られた発酵バターと稀少なジャージー牛の生乳を原料とした珍しい発酵バターの2種類の「三陸海藻バター」を作りました。(上の写真が海藻バターです)
海藻バター以外にも「まつも」を素材に地域の優れた食材を組み合わせた商品を展開しようとしています。
その為にも、柔軟な考えと新しいアイディアが必要だと思っています!

「見て楽しめ、食べて健康になれる」
そんな商品を一緒に開発しながらPRし、世界の海藻マーケットへチャレンジしてくれる仲間を探しています!

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求人概要

募集する人材像、求めるスキル 【必須スキル】
・営業・販売経験
・パソコン操作(Word、Excel)
【資格】
・普通運転免許

【以下のスキルをお持ちの方大歓迎】
・情報発信の得意な方
・営業、販売経験のある方
・マーケティング等、専門性の高い方も大歓迎!

会社概要

会社名 株式会社阿部伊組
所在地 宮城県本吉郡南三陸町歌津字湊175-2
事業内容 現在、開発が進んでいる希少海藻「まつも」の周年陸上養殖技術を活用し、三陸産海藻を生産から加工・販売までの6次化を実現し、海藻マーケットで軌道に乗せることを目指します。
陸上養殖の技術開発や生産よりも、特に「情報発信」と「販売促進」「商品開発」をお願いしたいです。
まだ立ち上げたばかりのプロジェクトです。一緒にアイディアを出しながらやりましょう!

※南三陸町では3年の任期終了後起業する起業型ではなく、雇用型の地域おこし協力隊を採用しており、町の活性化につながる事業として、私たちは認定を受けています。
南三陸町から地域おこし協力隊員としての委託を受けながらも、当社の社員として勤務いただきます。
Webサイト https://www.abei.jp/