地域おこし協力隊員を募集します～移住推進関係～

広川町の魅力を掘り起こし、引き出し、一緒に発信しませんか？

「稲むらの火」の主人公のモデルとなったのまち 広川町

広川町は、和歌山県有田郡の最南部に位置する人口約7千人のまちです。黒潮に育まれた恵みある漁場に生活を営む漁村、温暖な気候により甘く瑞々しく育つ温州みかんなどの農業を営む農村、紀伊山脈で育つ紀州材や米作りで生活を営む山村等、海・川・山の自然豊かな情景が広がっています。さらに、広川町は「稲むらの火」の主人公のモデルとなった濱口梧陵生誕の地でもあり、当時築堤された広村堤防の周辺には歴史情緒あふれる町並みが形成されています。津波や台風等、幾度となく水害に見舞われても海との共存を選び、歴史を積み重ねてきたストーリーは、26の構成文化財とともに日本遺産「『百世の安堵』～津波と復興の記憶が生きる広川の防災遺産～」として認定されています。また、町内には高速出入口が2ヶ所あり、車を使えば関西国際空港や白浜空港まで約1時間でアクセスが可能です。

広川町の地域おこし協力隊を募集！

山間部でありながら海まで車で約２０分。さらに大阪方面への高速出入口もあり。広川町の津木地区はかなりのポテンシャルを秘めた場所ですが、人口の減少が続いています。この状況を客観的に見て、地域の方々と一緒に魅力を掘り出し、移住・定住に取り組んでいただける方を大募集します！また、海側の地域では、日本遺産の構成文化財を使って古民家宿泊施設を立ち上げようとしています。古民家宿泊施設の運営に興味のある方も是非ご応募ください！

地域おこし協力隊３年間のロードマップ

１年目：広川町というまちの魅力をともに掘り起こしましょう！

移住・定住を推進するうえで、「なぜ、広川町なのか？」という点はとても重要です。そのため、１年目は役場職員とともに地域に足を運び、交流を深め、外部の目線でまちの魅力を評価していただきます。また、都会から広川町という田舎に移住するにあたり、田舎だからこそ挑戦できると考えている活動や事業もあるのではないでしょうか。その実現に向け、可能性を調査していきましょう。

２年目：「移住・定住コンダクター」というポジションを創り上げましょう！

１年間の実績や広川町での生活経験をもとに、移住・定住コンダクターとして専門性を深化していただきます。その過程で役場・地域と協働し、新たなイベント等も企画していきましょう。また、１年目に調査した活動や事業については実証の段階に進め、具体的な取り組みをスタートしましょう。

３年目：２年間の経験を「なりわい」に転換していきましょう！

これまでの取り組みを発展させ、役場や地域から頼りにされる移住・定住の専門家を目指しましょう。また、実証の段階に進めた活動や事業については、収益面を意識し、持続的なスキームの確立を目指しましょう。いずれの取り組みに関しても、自身の「なりわい」への転換を意識していただきます。